100年フードとは※・・・・文化庁では、我が国の多様な食文化の継承・振興への機運を醸成するため、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を、100年続く食文化「100年フード」と名付け、文化庁とともに継承していくことを目指す取組を推進しています。
※100年フード公式ページより引用

うなぎのせいろ蒸し(柳川市)

画像:うなぎのせいろ蒸し

柳川の代表的な郷土料理のひとつである「うなぎのせいろ蒸し」。うなぎ料理と言えばうな重やうな丼が一般的ですが、柳川では甘辛いタレを絡めて味付けしたご飯の上にうなぎの蒲焼き、錦糸玉子を乗せ、それをせいろで蒸したものを提供します。代々受け継いできた秘伝の製法により、お店ごとに味わいが異なるので自分好みのお店をさがしてみるのもいいですね。

(↑元祖 本吉屋 一安健太郎氏のインタビュー記事)

ランチにも夕食にもぴったりな「うなぎのせいろ蒸し」ぜひ、柳川観光に来て食べて帰ってください。

小郡の鴨を取り巻く食文化(小郡市)

画像:鴨のまち・小郡ロゴマーク
画像:宝満川で泳ぐ鴨

小郡市内では鴨料理が有名なのは福岡県民でも知っている人は少ないのではないでしょうか?
実は、小郡市の三国地区は、昔から鴨の飛来地として知られており江戸時代から鴨猟が盛んでした。
最近は鴨の飛来が減少し、食卓から鴨の姿も消えていってはいますが今でも冬のため池や宝満川では、鴨がゆったりと泳いでいる景色が見られます。夕日に照らされたこの美しい情景、それにまつわる歴史や文化は、小郡ならではのものです。

江戸時代から続く伝統の「無双(むそう)網猟」

大きな網で、ため池や深田などにまいた餌(青米)のそばに網を設置し、鴨が来たときに遠くから針金で手綱を引っ張り、網が広がり鴨に覆いかぶさる、という仕掛けです。小郡の鴨は陸ガモと言われ、青米などの穀物をたっぷり食べていることから、コクがありまろやかで、臭みがないのが特徴です。貴重な天然鴨を是非味わってみませんか?

料亭さとう別荘

鴨料理専門店「さとう別荘」では、国登録建造物に指定されている建物で日本庭園を眺めながら小郡名物・鴨料理をいただくことができます。鴨料理は通常、鴨シーズン(11月~2月)のみのご提供ですが、福岡・大分デスティネーションキャンペーン期間の2024年(令和6年)4月~6月は「昼の鴨の小御膳」を特別にご提供し、食前酒と鴨料理を1品プレゼント致します。是非、貴重な鴨料理を食べに来てください!

 
住所 小郡市小郡1281
営業時間 昼 12:00〜15:00
夜 17:00〜22:00
不定休(12月31日から1月2日までを除く)
お問い合わせ 0942-72-3057
ホームページ さとう別荘公式サイト

小倉のぬか炊き(北九州市)

画像:ぬか味噌炊き

江戸時代から旧豊前国に伝わる郷土料理「ぬか炊き」。小倉のぬか床は唐辛子や山椒が入っているのが特徴。サバなど青魚を、ぬかみそを使って煮付けることで臭みを取り、旨味が増します。

小倉焼うどん(北九州市)

画像:焼うどん

焼うどん発祥の地「小倉」戦後の食糧難の時代に「だるま堂」の店主が焼きそば用の麺が手に入らず、代わりにうどんの乾麺で作ったのが始まりと言われています。モチモチの食感が市民の心を掴み、人気が広がりました。


鶏ぼっかけ(大野城市)

画像:鶏ぼっかけ

大野城地域で来客へのおもてなしや宴のお開きの際にシメとして振舞われてきた料理です。大野城市の家庭の伝統料理で、家庭によって作り方や味も変わりますが「大野城鶏ぼっかけの定義は下記を満たしていればOK!

大野城鶏ぼっかけの定義
その一:鶏がらスープに鶏肉を入れる。
その二:ご飯にぼっかけ(ぶっかけ)る。
その三:野菜でいろどりを添える。

大野城市内の提供店舗ではバラエティに富んだ鶏ぼっかけを楽しめます。美味しいと評判の鶏ぼっかけを是非食べに来てください!

大野城心のふるさと館「ここふるショップ」内にあるカフェコーナーでもご提供しております。


その土地の食を食べることも旅行の醍醐味。その土地で大切に受け継がれてきた食、これから受け継いでいく食、現地で食べると美味しさも増しますね。