インスタ映え!朱鮮やかな鳥居が映える【浮羽稲荷神社】

山あいの緑の中に、鮮やかな朱色の鳥居が91基も連なっている浮羽稲荷神社。

写真:多くの鳥居が並ぶ道
長く続く赤い鳥居と緑の山、青い空とのコントラストが美しい

約300段もの階段を上がった先から見渡す広大な筑後平野のパノラマビューとズラリと並んだたくさんの鳥居とのコラボレーションは写真におさめたくなる景色です。

春には桜、夏は水田の緑、秋には紅葉が美しく、四季折々の自然と風景を楽しめるので何度も訪れたくなります。


浮羽稲荷神社
〒839-1411 福岡県うきは市浮羽町流川1513-9
浮羽稲荷神社(公式サイト)
お問い合せ 0943-76-3980(観光会館 土蔵(くら))


 

W(ダブル)美肌の湯【原鶴温泉 】と夏の風物詩 伝統漁法【鵜飼(うかい)】

原鶴温泉は福岡県と大分県の県境にあり、広大な筑後川に面して温泉街が広がっています。

写真:筑後川を見下ろす露天風呂

原鶴温泉は、弱アルカリ性の単純泉と単純硫黄泉を併せ持ち、アルカリ性温泉は古い角質を落とす効果があり、硫黄成分は角質層に含まれるメラニンも落とすとされ、肌を色白にする効果が期待できるため、W美肌の湯と言われています。
温泉街の前を流れる筑後川では、鵜を操って魚を捕る「鵜飼」の漁も有名で、鵜の首に紐をつけて鮎などの川魚を捕る昔ながらの伝統的な漁法を屋形船から見ることができます。
鵜飼を見学できるのは九州ではここ原鶴温泉と大分の日田温泉だけです。


原鶴温泉
〒838-1521 福岡県朝倉市杷木志波26-12
開催期間 5月20日~9月末まで
原鶴温泉旅館協同組合
お問い合せ 0946-62-0001(原鶴温泉旅館協同組合)


 

山々と田園風景の中に仲良く並ぶ【三連水車】

朝倉にある菱野の三連水車は寛永元年(1789年)に設置され、今も現役で稼働している日本最古の 揚水車の一つとして知られており、農業用の用水路堀川用水と共に国の史跡に指定されています。

写真:青空と三連水車
朝倉市にはこの他にも三島と久重に二連水車があります

3つの水車が仲良く並んで水を運んでいる姿が田園風景に映え、癒やしのスポットになっています。


三連水車
〒838-1305 福岡県朝倉市菱野
営業時間 稼働時期は例年6月17日の山田堰通水式後から10月上旬頃まで
三連水車(あさくら観光協会)
お問い合せ 0946-52-0531(山田堰土地改良区)


 

美しい庭園や洋画家坂本繁二郎の旧アトリエなど【石橋文化センター】

「世の人々の楽しみと幸福の為に」と、久留米市出身のブリヂストン創業者・石橋 正二郎氏により寄贈された文化・芸術施設です。

写真:石橋文化センターを中庭から臨む
美しく整えられた花々と美術館を巡る至福の時間を

四季折々の花々や紅葉に彩られる庭園には、文化ホール、美術館、石橋正二郎記念館、坂本繁二郎旧アトリエなどが点在していて、散策や憩いの場として親しまれています。
花の開花や紅葉に合わせて開催される“バラフェア”や“あじさい・はなしょうぶまつり”、“もみじまつり”や“つばきまつり”など人気のイベントが盛りだくさんです。


石橋文化センター
〒839-0862 福岡県久留米市野中町1015
営業時間 9:00~17:00(5月1日~9月30日は19:00まで開園)
定休日 月曜日(祝日、振替休日の場合は開館)
石橋文化センター(公式サイト)
お問い合せ 0942-33-2271((財)久留米文化振興会)


 

“東の灘”“西の城島”と称された【城島の酒】

城島の酒は、かつて“東の灘”に対し“西の城島”と称され、起源は江戸時代中期にさかのぼります。

写真:桝に入った日本酒を持つ女性
江戸時代から愛されてきた日本酒をどうぞ

見学や試飲ができる酒蔵の他、母屋を改装したお洒落な空間で飲み比べができたり、併設の食事処で鰻料理を堪能できる酒蔵もあります。

また毎年2月に開催される「城島酒蔵びらき」は10万人以上が来場する九州最大規模の酒蔵イベントです。寒仕込みをして飲み頃を迎える早春に酒蔵を 開放し、蔵元総動員でおもてなしをします。メイン会場ではお酒の飲み比べが行われます。


城島の酒
〒830-0211 福岡県久留米市城島町周辺
営業時間 各施設によって異なります
定休日  各施設によって異なります
久留米観光コンベンション国際交流協会
お問い合せ 0942-31-1717(久留米観光コンベンション国際交流協会)


 

国の近代産業遺産に登録された九州唯一の現存扇形機関庫【旧豊後森機関庫】

旧国鉄久大線を走るSLの格納庫として建てられた扇型機関庫で、国の近代産業遺産として登録さ れています。

写真:蒸気機関車と扇型機関庫
迫力ある蒸気機関車や機関庫を間近で

機関庫のすぐ横には、「ななつ星in九州」などを手がけた水戸岡鋭治氏がデザインした豊後森機関庫ミュージアムがあり、機関庫や鉄道の歴史に触れることができます。
すぐそばには豊後森駅があり、運が良ければ、「ななつ星in九州」が駅に停車している姿が間近で見られるかも!鉄道ファンにはたまらないスポットになっています。

一方、人気アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』に登場するアイドルグループ『Aqours』のPVの舞台となり、聖地巡礼地としても人気を博すほか、最近では国内のみならず海外でも人気を博したあの映画の最初の「扉」の場所?とも噂されるなど、歴史と現代が融合した場所となっています。

ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか!!


旧豊後森機関庫
〒879-4405 大分県玖珠郡玖珠町岩室36-15
豊後森機関庫公園(くすまち観光協会)
お問い合せ 0973-72-1313(玖珠町観光協会)


 

山頂にある長いブランコに乗ると、まるで空に浮いているみたい?【伐株山】

山の形が、まるで大きな切り株!?ちょっとユニークなフォルムをした山“伐株山”

写真:伐株山遠景
大木を切って出来たという民話もある伐株山

車でも行くことができる伐株山の山頂まで上れば、大きなブランコが出現。通称「ハイジのブランコ」と呼ばれ、アニメ「アルプスの少女ハイジ」のオープニングの再現ができるかも。 絶景とともに撮るブランコの写真は、インスタ映え間違いなし!?
玖珠町が一望できる山頂からのパラグライダー体験も人気コンテンツのひとつです。


伐株山(きりかぶさん)
〒879-4412 大分県玖珠郡玖珠町山田
営業時間 終日開放
伐株山(くすまち観光協会)
お問い合せ 0973-72-1313(玖珠町観光協会)


 

由布岳を背景に、その時期ならではの色合いが映り込む【金鱗湖】

由布院温泉の見どころの一つ“金鱗湖”。山々や木々に囲まれ、四季折々の美しさが楽しめます。

写真:金鱗湖に立つ鳥居の写真
湖の中には江戸時代に作られた鳥居が立っています

湧き水や温泉が流れ込んでいるため秋から冬の早朝には温度差で水面から霧が立ちのぼり幻想的な景観になります。散策路も整備されており、水鳥や魚が泳ぐ姿を眺めつつ、ゆっくりと歩くことが出来る、気持ちの良い散歩コースです。


金鱗湖
〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上1561-1
金鱗湖(由布市まちづくり観光局)
お問い合せ 0977-84-2446(由布市ツーリストインフォメーションセンター)


 

辰野金吾氏設計の国登録文化財【赤レンガ館】

東京駅などを手掛けた辰野金吾氏による設計で建てられた大分銀行「赤レンガ館」。大正2年(1913年)に銀行として建てられ、国の登録有形文化財にも指定されている大分市を代表する歴史的建造物。

内装も、大正・昭和・平成と、建物が時代とともに歩んできた歴史を感じることができるデザインとなっており、建設当初の赤レンガの使用や戦後再建時に建てられたコンクリートの柱を修復再現している。

写真:赤レンガ館外観
街中でもひときわ目立つ建物

建物のなかには、大分の魅力溢れる商品を紹介するショップ“Oita Made Shop赤レンガ本店”があり、大分県の生産者やクリエイターの丁寧さ・こだわりを大切に集められた品々が販売されている。


赤レンガ館 Oita Made Shop 赤レンガ本店
〒870-0021 大分県大分市府内町2-2-1
営業時間 11:00〜19:00
定休日 水曜(祝日は営業)
Oita Made(公式サイト)
お問い合せ 097-533-1616


 

いかがでしたか?今回ご紹介したのはほんの一部で、久大本線の沿線には魅力的なスポットがま だまだ沢山あります。また、久大本線を走る名物特急列車「ゆふいんの森号」に乗れば、美しい 山々や川を渡る鉄橋などを眺めながら、四季折々の景色を楽しめます。