九州鉄道記念館は旧九州鉄道本社屋として使われていた建物内で、蒸気機関車やブルートレインの寝台車、懐かしい特急電車等の人気列車の実物展示などがあります。 ミニ鉄道公園では、複線や信号機など本格的な設備で、本物の列車と同じような運転体験が可能です。かつて活躍していた車両や備品、列車にまつわる昔の制服、駅弁など鉄道文化を学べる展示に加え門司港駅から西小倉駅のリアルな路線風景の中で運転体験ができる運転シミュレーターも人気です。

交通の要衝として栄えた九州の玄関口。ノスタルジックな街並みを復元.明治22年（1889年）に開港した門司港は、国際貿易港として栄えました。 当時の面影を残すレトロな洋館が建ち並び、これらの歴史的建造物や古い街並みと新しい都市機能をうまくミックスさせた都市型観光拠点として生まれ変わりつつあり、まち歩きを楽しめます。

旧門司三井倶楽部は大正10年（1921年）に三井物産門司支店の社交倶楽部として建てられました。大正11年（1922年）にアインシュタイン博士が来日した際に宿泊したことのある由緒ある建物で、1990年に国の重要文化財に指定され、現在、1階には和洋レストランや多目的ホール、2階にはアインシュタイン・メモリアルルームや北九州市門司区出身の作家・林芙美子の記念室があります（2階有料）。

ご飯の上にカレーとチーズや卵をのせ、オーブンで焼いた「焼きカレー」。 発祥は昭和30年代、ある喫茶店で、余ったカレーをグラタン風にオーブンで焼いたところ、とても香ばしくおいしく仕上がったことから誕生したといわれています（諸説あり）。かつて貿易港として栄えた門司の「ハイカラ」な雰囲気を今に伝える一品です。その後は門司港のご当地グルメとしてすっかり定着し、各店独自のアレンジを加えて、ますますバラエティに富んだ焼きカレーをぜひご賞味ください。

「フシギがれ！」がコンセプトの体験・体感型の科学館で遊ぼう!スペースLABOのタグライン（コンセプト）は「フシギがれ！」 普段、何気なくすごしている街やくらしの中にもたくさんの「？」（不思議）や、「！」（驚き）がかくれています。不思議と思う気持ちは科学の入口です。 スペースＬＡＢＯは、一人一人が感じる「フシギ」の芽を大切に、その芽をさらに育んでいく体験・体感型の科学館です。

西日本最大級のアウトレットモール。 ショッピングや"学び"をコンセプトとした"ライフエンターテインメント"を融合させた大型商業施設。北九州市立科学館「スペースLABO」なども併設しています。

100年の歴史を持つ北九州の台所。100年の歴史を持つ旦過市場は、大正時代に魚の荷揚げ場から始まったといわれ、現在では北九州の台所として店が軒を連ねます。 地元産の新鮮な野菜や果物、鮮魚、手作りのお惣菜のほか、地元の伝統食「ぬか炊き」などが所狭しと並んでいます。

小倉藩・小笠原氏の居城は桜や紅葉の名所。天守閣の外観は唐造りで素朴ながらも豪快な造りとなっており、慶長5年に豊前・豊後40万石を与えられて入国した細川忠興が築城しました。 その後、寛永9年に小笠原忠真が入国、以来明治まで10代・約230年の永きにわたり小笠原氏の居城となったが、慶応丙寅の変（1866年）で城は焼失、その栄華を失いました。現在の小倉城は1959年に再建されたもので、１Fには高画質の大画面シアター、2F・3Fには小倉に関わる歴史について展示されており、5Fには小倉の街を一望する展望スペースとなっています。