観光スポット
麻底良山
- 所在地:
- 福岡県朝倉市杷木志波
- エリア:
-
福岡県
福岡エリア(福岡市・宗像市・朝倉市など)
- ジャンル:
- 自然景観
- 歴史・遺跡
- 文化・芸術
- 利用時間:
- 入場自由
- アクセス:
- 西鉄バス「志波」より徒歩約30分(登山口まで)
- 電話番号:
- 0946521428
- 提供元:
- クロスロードふくおか
「麻底良山(までらやま)」は、朝倉地域と杷木(はき)地域の境に位置する、標高約295mの山です。麻?良山は、日本で最初に「鬼」という文字が使われた山でもあります。日本書記によると、斉明(さいめい)天皇が朝倉の地に移られ、朝倉の社の木を切って御殿を建てられた際、神が怒って御殿を壊したと記されています。また、天皇が崩御された時には、朝倉山の上に鬼が現れて喪の儀式を覗いていたとも書かれています。この朝倉山こそが麻底良山であり、朝倉の社が山頂に鎮座する「麻底良布(までらふ)神社」とみられています。このように不思議な伝承が残る麻氏良山は、地元の有力な氏族であった秋月氏の端城や、黒田家の家臣・栗山善助の居城である左右良(までら)城があった要衝でもあり、現在でも曲輪の跡や竪堀の跡が残っています。