sightseeing spot 観光スポット

萩ノ尾古墳

所在地:
福岡県大牟田市東萩尾町2-469 他
ジャンル:
自然景観 
体験・アクティビティ 
歴史・遺跡 
利用時間:
入場自由
アクセス:
JR大牟田駅から西鉄バス有明高専行きで萩の尾古墳前下車、徒歩3分
電話番号:
0944412515
提供元:
クロスロードふくおか

有明高専近くの丘陵地に位置する「萩ノ尾古墳」は径19m、高さ4m程の円墳で、2000年に行われた調査では、出土した土器から、築造年代は6世紀の終わり頃と考えられています。

墳丘(ふんきゅう ※盛り土して築いた丘状の塚)内部には副室構造の横穴式石室が組まれています。玄室(げんしつ ※古墳の内部にある棺を納める室)は平面長方形で、凝灰岩の巨大な一枚岩を腰石に据え、また玄室・前室(ぜんしつ 玄室の手前にある小さな室)の天井も巨大な一枚岩で覆われています。奥壁には1枚の石棚が突き出し、その下にも一枚の板石が据えられています。これは遺体を囲った「石屋形」の一部の可能性もあるのです。この奥壁には、赤色顔料で彩色された壁画が描かれていることも有名です。

1961年、大牟田市で最初の国指定文化財(史跡)となり、その後、市教育委員会が石室の保存屋の設置などを行った結果、装飾の依存状態も良好です。「フードショップヒラヤマ」(大牟田市萩尾町1-305-2)で鍵を借りて自由に見学できます。