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仲宿神社

所在地:
福岡県北九州市八幡東区祇園2-5-1
エリア:
福岡県
北九州エリア(北九州市・行橋市・豊前市など) 
ジャンル:
歴史・遺跡 
利用時間:
参拝自由(祈願受付7:00~17:00)
アクセス:
【JR】JR八幡駅から徒歩18分

【バス】西鉄バス「前田」下車、徒歩8分「平野市民センター前」下車、徒歩2分
電話番号:
0936716555
提供元:
クロスロードふくおか

「仲宿(なかやど)八幡宮」は、八幡東区祇園町に位置する神社です。由来は、約1800年前に遡ります。

仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)の后、神功皇后(じんぐうこうごう)は筑紫の香椎の宮(現在の香椎宮)で亡くなった天皇に代わって、皇子(後の応神天皇)をお腹にみごもられていながら、軍臣の動揺を考えられて天皇崩御の事実を隠して、男装をして三軍を率いて九州騒乱の源である新羅に出征されました。

この間、北九州を中心に行動し、苦節の末、三韓をまとめられたということです。そこに「三韓を従えども行先謀反の者あり、厚く慎み給へ」との神のお告げがあり、いまの地に豊山の宮を造らせ、皇后自ら仲宿(なかやどり)にて忌籠もりし、豊山の宮共々、皇祖の神の教えのままに、すべての神々を祭られたということです。

皇后が大和に帰られたのち、この仲宿の地の祭祀を行い、祭場に村人等は祠を建立し、産土神(うじがみ)として奉り、幾度となく社を増改築されました。

特に大内氏、麻生氏、近世に至っては、黒田氏の崇敬が厚く、現在の社殿は昭和36(1961)年に改築されたものです。