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二日市八幡宮

所在地:
福岡県筑紫野市二日市中央三丁目6-35
エリア:
福岡県
筑後エリア(久留米市・柳川市・大牟田市など) 
ジャンル:
歴史・遺跡 
アクセス:
【JR】二日市駅から徒歩3分
【西鉄】二日市駅から徒歩7分
【西鉄】紫駅から徒歩7分
電話番号:
0929223301
提供元:
クロスロードふくおか

「二日市八幡宮」は、二日市の産土神(うぶすながみ)とされる神社です。「筑前国続風土記附録」によると、祭神は応神天皇、神功皇后、玉依姫命(たまよりひめのみこと)と記されています。境内の大いちょうは「神木」とされ、天正年間(1573~1592年)に起こった岩屋城の戦いにちなんだ逸話が有名です。大友勢の高橋紹運(たかはしじょううん)を攻撃した島津勢が二日市に攻め入り、同宮の大いちょうを伐り倒そうとしました。これを知った百姓惣左衛門の老婆が駆け付け「これは村の氏神様の神木じゃ。伐れば神罰を受ける。どうしても伐るなら私を斬ってからにせよ」と、樹幹に抱きつきました。島津勢は老婆のあまりにもすさまじい態度に驚いて、斧を捨てて立ち去ったといわれています。当時からすでに400余年、大いちょうは樹齢を重ねて老化し、台風の被害を受けましたが、それでもなお美しい姿をとどめており、筑紫野市天然記念物に指定されています。