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三池港(世界文化遺産)

所在地:
〒8360061 福岡県大牟田市新港町
エリア:
福岡県
筑後エリア(久留米市・柳川市・大牟田市など) 
ジャンル:
歴史・遺跡 
定休日:
月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
利用時間:
9:30~17:00(最終入場は16:30)
アクセス:
「大牟田駅」よりバス約10分、「三川町1丁目」から徒歩約10分
電話番号:
0944412750
FAX番号:
0944412764
提供元:
クロスロードふくおか

2015年に世界文化遺産として登録された『明治日本の産業革命遺産』の構成資産の1つです。

三池港は、明治41(1908)年に干満差の激しい有明海に面する三池の地から石炭を直接大型船で搬出するために築かれました。それまでは、大牟田側の河口から長崎の口之津まで運んで、そこで大型船に積替えていました。それを大牟田で大型船に直載できるように、新たに港をつくることになったものです。
海砂から港と航路を守るために作られた長大な防砂堤、潮待ちのための内港、干満に関わらず大型船の接岸を可能にするための閘門を有する船渠が計画的に配置され、上空から見た形がハチドリのように見える優美な姿が特徴です。
当時指揮を執った三池炭鉱事務所長の團琢磨は、たとえ100年後に三池に石炭がなくなっても、この港があれば、この町は栄え続けることができると、「閉山後」のことまで考えて、この三池港をつくったと言われています。
明治41年(1908年)の開港当時の姿を現在まで良好に留める現役の港湾です。